手話・おひさまのたね


静岡県のボーイスカウトで
「おひさまのたね」を取り上げてくださることになったのは
我が家の大家さんが御殿場市の第2団の団長さんをなさっていた関係で、
「おひさまのたね」のことをお話してくださったのがきっかけでした。
県連の方が大変気に入ってくださり、
ボーイスカウトでぜひ広めたいとおっしゃってくださいました。

ある日、ボーイスカウトの集会に出かけた大家さんは、
集会所の別の部屋から「おひさまのたね」のコーラスが流れているのを
聞きました。
不思議に思って部屋をのぞくと、それはガールスカウトの方たちでした。
ボーイスカウトとガールスカウトは基本的な活動は関係がないそうです。
それなのにどうして…?

訪ねると、SBSの放送で「おひさまのたね蒔き運動」のことを知り、
譜面を応募したということでした。
そしてそれに、沖縄のガールスカウトの方が、
近々手話を点けてくださるのだというのです。
そのお話を聞いて、私は早速御殿場市のガールスカウトの方に
連絡させていただき、私にもご教授くださいとお願いしました。

4月中旬、ガールスカウトからお声がかかり、私は市内の集会所へ行きました。
開場にはかわいい制服を着たガールの子ども達が、
輪になって集まっていました。
大人のガールのメンバーが沖縄で練習してきた手話を、
私も子ども達と一緒に練習させてもらいました。
手話にすると、言葉の一つ一つの意味が深まるような気がしました。

人はなんて沢山の表現方法を持っているんだろう…。
そんな想いがひしひしと胸にこみ上げてきました。
あらたな感動に包まれた日でした。

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